太ったな~、脂肪がついたな~と自分の体型が気になったところで一念発起、ダイエットを開始すると思いますが、こんなこと考えたことありませんか?
- お腹の脂肪を落としたい。
- 太ももから痩せたい。
- 二の腕のたるみ引き締めたい。
- 二重顎を何とかしたい。
自分の体の部分で太っていることがよくわかる部分や気になる部分について、その場所についてまず痩せたい、脂肪を落としたいと考えるのではありませんか。
ダイエットは辛いという印象があるせいか、「全体でなくてもいいから」、「ここだけでもいいから痩せたい」と思うのではないでしょうか。
今回はダイエットを始めたらどんな順番で脂肪が落ちるのかを説明します。
ダイエットを挫折しないためにも、脂肪が落ちる順番を理解して自分が今どのあたりにいるかを検証しダイエット継続に役立てていただければと思います。
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脂肪が落ちる順番は…どこから!
体につく脂肪は大きくわけて2つ。
”内臓脂肪”と”皮下脂肪”
があります。
2つのうち、一般的につきやすく、落ちやすい脂肪は”内臓脂肪”とされています。
皮下脂肪はどちらかというとその後。
内臓脂肪は外見からは判断できません。
では一番見た目に影響する皮下脂肪の落ちる順番は体のどの部分からでしょうか。
それは“手首”
えっ?手首?
そう思った方はたくさんいらっしゃるでしょう。
皮下脂肪の落ちる順番は、
①手首、足首
②腕
③ふくらはぎ
④肩
⑤上腕
⑥太もも
⑦胸・顔
⑧お腹
⑨腰
⑩お尻
ネット上やいろいろなところで紹介されているので、ご存知の方も多いかもしれません。
脂肪がつきやすいのは、真逆。
男女間や個人の間でも差があるようですが、人間の体は生命の維持に必要なところから脂肪を蓄えていく性質があり、脂肪の消費に関しては比較的生命維持にかかわっていない場所から使われている特徴があるようです。
比較的顔が後の方になっているのは、脳の近くにあるからみたいです。
こういった順番があるということを理解しながら自分のダイエットを考えていった方がいいですね。
また、冒頭書いたように、太ももから痩せたい、二の腕だけ痩せたい、お尻だけ痩せたいというような部分痩せはできないと思った方がいいですね。
お腹周りの脂肪を落としたいと考えて、腹筋運動ばかり続けても脂肪は減らないということです。
気になる部分の運動をして筋力をつけることでいくらか見た目をスッキリすることは可能です。
体全体のダイエットを考える中で、その一部としてお腹周りをすっきりさせるために腹筋をするというように考えた方がいいです。
きついことを言うようですが、部分痩せができるのであれば、自分で太る場所もコントロールできますよね。
身体の脂肪の種類と落ちやすさ
体につく脂肪は大きく分けて”内臓脂肪”と”皮下脂肪”。
ダイエットを始める前に、これらの脂肪の特徴をよく理解しておきましょう。
内臓脂肪
内臓脂肪は、お腹の中にある臓器の周りにつく脂肪です。
食事などから摂取した栄養(糖や脂質)が消費できずに余ると、それらは脂肪となって体内に蓄積されますが、そのうち内臓のまわりについた脂肪が「内臓脂肪」です。
内臓脂肪は、皮下脂肪と比べて「つきやすく、減りやすい」という特徴があります。
内臓脂肪は、食生活や運動などの生活習慣を改善することで減らせることがわかっています。
皮下脂肪
皮下脂肪は皮膚の下にあって比較的体の表面に近い場所にある脂肪です。
体の表面近くにつくので体をつまめばどのくらいついているか確認できます。
男性より女性につきやすい脂肪とされています。
内臓脂肪に比べてつきにくいのですが、一旦ついてしまうと落とすのに苦労する脂肪です。
病気の原因にはあまりならないようですが、皮下脂肪が多くついてしまうと体重が重くなり、足腰を痛める原因になるので肥満にならないように注意が必要です。
男性は皮下脂肪より内臓脂肪がつきやすく、女性は内臓脂肪より皮下脂肪がつきやすいとされています。
ダイエットをする上で頭にいれておくべきこと
脂肪の中では皮下脂肪より内臓脂肪の方が早く落ちます。
そのため内臓脂肪が落ち始めると、体型にあまり変化がなくても体重には変化が表れてくるはずです。
外見を左右する皮下脂肪を真っ先に落としたいところですが、内臓脂肪の方が先に落ちます。
“ダイエットは内臓脂肪が先に落ちる“
と考えれば、見た目での効果に多少時間がかかることは理解できると思います。
自分を鏡で見たときに真っ先に気になるところは顔?お腹?お尻?
でもそれらは脂肪が落ちる順番では後の方。
そこまで到達する前に、
がんばってもがんばっても全然痩せない…
と疑心暗鬼になってダイエットを止めてしまう人が多いようです。
焦らないことがダイエットを長続きさせる秘訣という理由はここにあります。
また、短期間で急な減量をしようとすると体に負担がかかります。
それでは痩せたとしても健康的できれいな痩せ方は期待できません。
生活習慣病の原因ともなる内臓脂肪が先に減ることは、健康の観点からは歓迎すべきことです。
ダイエットをして早く痩せたいという気持ちはわかりますが、まずは脂肪が落ちる順番を理解し、短期間で結果を出そうとせず長いスパンで目標設定をしましょう。
ダイエットは自分の生活習慣を見直す良いきっかけ。
長い目で取り組むことをおすすめします。
体脂肪率チェックのすすめ
ダイエットをする際、見た目のチェックは大切ですが、より確実に状態を把握するために毎日の体重確認と体脂肪率の確認を行いましょう。
特に体脂肪率を確認することは、自分の体の脂肪の状態を数値化して知ることができるので見た目に惑わされない判断ができます。
見た目が変わっていなくても内臓脂肪が減れば体重も落ちますし、体脂肪率にも変化があるはずです。見た目で一喜一憂せず冷静な確認をしていきたいですね。
以下、オムロンページより引用。
一般に、健康的とされる体脂肪率の目安は、男性は10〜19%、女性は20〜29%です。
体脂肪率がそれ以上になると、肥満ということになります。
体脂肪率による肥満の目安
軽度肥満 | 中等度肥満 | 重度肥満 | |
男性 | 体脂肪率20%以上 | 25%以上 | 30%以上 |
女性(15歳以上) | 体脂肪率30%以上 | 35%以上 | 40%以上 |
体脂肪率をはかる機能がついている体重計を使って毎日同じ時間に測定しましょう。
毎日同じ条件で測るために朝起きてトイレに行ったあとに測定するのがいいと思いますよ。
ぜひ体重と体脂肪率のチェックをしましょう。
体脂肪計タニタの【公式】ショッピングサイトまとめ
もう一度、脂肪の落ちる順番とポイントを書いておきます。
ダイエットを始めたらある程度の期間、実践して検証することが必要です。
脂肪が落ちる順番を考えながら、今自分がどの段階にいるのかを把握しましょう。
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